自筆による遺言とは | 自筆証書遺言作成サポート

自筆による遺言とは

自筆証書遺言とは、読んだ字のごとく『自分で書いた遺言』ということです。自筆証書遺言は民法によってさだめられています。

民法の条文

民法 第968条 【 自筆証書遺言 】

  自筆証書によって遺言をするには、遺言者がその全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2 自筆証書の中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。

条文の解説

遺言書を書いた日付を入れなければならない
○年○月○日に書いたのを特定する必要があります。『平成18年5月』では日がはいっていないため無効です。
日付が特定できればよいので、『60歳の誕生日に記す』でも有効ですが、ここは素直に年月日を書きましょう
氏名を書かなければならない
誰の遺言書か特定できなければ意味がありませんので当然といえばその通りです。
氏名とありますが、名しかなくても有効とされるケースもありますし、ペンネームなどが有効とされた例もあるようです。
しかしあえて危険を冒す必要はありません。すなおに戸籍通りの氏名を記しましょう。
印鑑を押さなければならない
はんこが無いと無効です。気をつけましょう。
印鑑には特に決まりは無く認印でも拇印でもかまいません。しかし印鑑登録をしているのでしたら迷わず実印を使いましょう。
全文、日付及び氏名を自書 しなければならない
遺言の内容を含め氏名、日付に至るまで『肉筆』で記さなければなりません。
ワープロを使ったり代筆を頼んだりすると、無効になります。
訂正は細心の注意が必要
条文を読んで、理解できなければ 『書き直し』してください。
(例)8行目に書かれた100万円を250万円に変えたいときは10に取り消し線をいれ、すぐそばに25と書き入れ、押印する。そして、遺言書の最上部等に『8行目2字削除2字加入 氏名』などと書き入れる
これらが必要になります。
訂正の方法が間違っているだけで、無効とされかねませんので、『書き直し』を強くお勧めします。

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